バックアップ

バックアップ

対象とするべきデータ
1.ホームディレクト
2.ファイルサーバ
3.Webサーバ
4.DB
5.設定ファイル
6.ログファイル

  • >二度と同じものを作成できないもの

フルバックアップ

全データバックアップ

差分バックアップ

週に1度フルバックアップ + 毎日フルバックアップ以降に更新されたすべてのデータをバックアップ。
復元はフルバックアップ + 最新の差分バックアップ
※毎回データ量が増えていくが、リストアが容易。

増分バックアップ

週に一度フルバックアップ。
増分バックアップは前日から更新されたデータ分だけバックアップを行う。
バックアップするデータ量が少ないため、バックアップ時間が短縮できる。
リストアに時間がかかる。

バックアップツール

tar
rsync
cpio
dump/restore

LVM

完全なバックアップをとるにはシステムを一時停止する必要がある。
LVMのスナップショット機能は全ディスクを退避させたときに古いデータをスナップショット領域に退避していくという仕組み。

LVMのスナップショット

Logical Volume Manager
ハードディスクなどの物理的な状態を隠蔽して、論理的なイメージで管理する技術。

物理ボリューム

物理的な記憶媒体を物理ボリュームとして管理する。

ボリュームグループ

複数の物理ボリュームを集めて、グループ化したもの。
これは論理的なディスクになる。

論理ボリューム

ボリュームグループを複数に分割したもの。

ネットワークミラーリング

リアルタイムにバックアップを実行。

経済性

安価。

冗長性

ネットワークミラーリングだと2つのコンピュータのハードディスクにデータが保管される。

速度

ネットワークを介して同期をとるため、通常のディスクアクセスに比べ速度が低下する。

DRBD

Distributed Redundart Block Device
ミラーリングソフトウェア

2台のサーバで管理する
1つのカーネルモジュールと3つのカーネルスレッドからなる

1)書き込み
2)書き込み要求
3)リモートシステムでの受付とバッファキャッシングへの書き込み
4)リモートディスクでの書き込み

プロトコル

A ・・・ 1,2を確認
B ・・・ 1,3を確認
C ・・・ 1,4を確認

まとめ

Active、Standby構成
データが限定されない

コマンド

tar

  • c 新規
  • f ファイル名を指定
  • z gzip圧縮
  • v 処理経過をみる

scp ./file user@192.168.0.1 :/home/

rsync
最後に「/」があるかないかによる動作の相違です。この「/」の入力を忘れ、いろいろトラぶったので注意が必要です。
具体的には、上記の例でコピー元の最後の/をつけ忘れると、コピー先で指定したディレクトリの下にpublic_htmlというフォルダが作成されその配下にファイルがコピーされます。
コピー元:/home/oyaji/public_html/a,b,c・・・ 
コピー先:/home/oyaji/public_html/public_html/a,b,c・・・