高信頼性システム

ミッションクリティカルシステム

24時間、365日止まらないことを要求される基幹業務

RASIS

信頼性評価の指標
R Reliability 信頼性 故障が少ない 平均故障時間
A Avaiability 可用性 稼働率が高い 稼働率
S Serviceability 保守性 障害修復時間が少ない 平均修理時間
I Integlity 保全性 データの矛盾が発生しない
S Security 機密性 不正アクセスが起きない

RASは数値化される

Reliability
Availability
Serviceability

MTBF

Mead TIme Between Failures
MTBF = 稼働時間の合計/稼働回数
故障が起こってから、次に故障が起こるまでの時間

MTTR

Mean TIme To Repair
平均修理時間 = 修理時間の合計/稼働回数
MTTR = 故障が起きてから再び利用出来るまでの時間

高信頼性システム

高信頼性システムに求められるのは
1.平均故障間隔を長くする
2.平均修理時間を短くする

直列システム

シンプレックスシステム
稼働率A * 稼働率B
※全体の稼働率は下がった

並列システム

デュアルシステム
1- (1-稼働率A) * (1-稼働率B)
※全体の稼働率は上がった

単独障害点

単一障害点
SPOF

冗長化

二重化
複数コンピュータを使用してシステムの信頼性を高めること

フォールトトレラントシステム

耐故障性を備える
システムの一部が故障しても、全体としては必要な機能を維持する

クラスタリング

同じコンピュータを集めること
クラスタリングによって作られたしシステムをクラスタという

システム監視

監視 -> 検知 -> 通知

ITIL

1.サービスサポート
2.サービスデリバリ

サービスサポート

運用手法
1.インシデント管理 応急処置
2.問題管理 原因究明
3.変更管理 IT環境の変更
4.リリース管理 新バージョンのソフトウェア導入など
5.構成管理 ハードウェアやソフトウェアの構成を管理する

サービスデリバリ

中長期的なサービス管理手法
1.サービスレベル管理 サービスレベルの維持、記録
2.可用性管理 稼働率をあげる
3.キャパシティ管理 負荷を把握
4.ITサービス財務管理 費用の管理
5.ITサービス継続性管理 災害、テロ時の対応

SLA

Service Level Agreement
1.項目数をむやみに増やさない
2.測定可能な項目を設定しない
3.あいまいな項目は設定しない

TILメリット

1.満足度
2.収益の増加
3.損失時間
4.市場投入までの時間短縮
5.意思決定の改善とリスクの最適化